20260423

Googleフォームを開くと匿名でお便りが来ていた。あなたの文章に元気をもらっているので苦手な春も乗り越えられそうだとのこと。誰だか分からないが、こうやって感想を送ってきてくれるということはきっと誠実な人に違いない。ありがとう。

なぜこんな文章を書けるようになったのかは自分でも分からない。本を読み始めたのは大学に入ってからだし、得意科目は数学だった。

ブレッソン『白夜』4Kレストアのブルーレイをやっとこさ購入。上映会をしたい。

若干の寝不足だが今日はバイトが休みということで美容院へ。パーマで人を驚かせたい。ドラマ『ひらやすみ』の岡山天音みたいになった。

延滞していたブレッソン『シネマトグラフ覚書』を図書館で返却したのち、休学願を提出。これにて休学。さようなら工繊。精進して戻って参ります。

久しぶりに脚本を書いた後、部長と新入生2人で雨の中瓜芸の上映会へ。完全に部外者なので素っ気ない扱いをされ、プログラムを1本見逃してしまった。案内人を立たせるとかもっと工夫があればいいのに。

1本目。プログラムで数えると2本目になる。今泉力哉みたいなだらっとした伸びのあるショット。荒めのビデオカメラで撮ったカバ。リスカ。窓に浮かぶキッチュなUFO。教室の机は突如グラウンドにワープする。『地獄のSE』のような雰囲気もあり。観念的、主観的で、それでいて撮り方は丁寧。

2本目。消息不明だった友人にふと会い、そして別れる話。最初の数分と序盤の圧縮的な構図から始まる自転車のショットは良かったが、他が全て教科書的でつまらない。画面にメリハリがないのである。

3本目。手持ちで撮った演奏から始まる。前2本とは全く違う雰囲気。松本大洋の漫画のようで、フィッシュマンズの音楽のような浮遊感。具体と抽象を行き来する映像。深夜の道路を滑る車。煙草の煙。彼らは炎の前であの人を追悼する。ラストの音響がものすごくよかった。黒沢清『Chime』ぶりにグッと来た音だった。ちゃんとした映画館で観たい。終盤に若干蛇足感があったが、それでもラストシーンはグッと来た。

ざっくり言えば、3本とも友人の喪失というごく狭い世界を舞台にして、主観的に物語が書かれている。たまたまだろうか。登場人物もそれぞれ数人と少ない。だから良いとか悪いとかいう話ではなく、それを箱庭的に上手く配置できていたのはやはり3本目だったと思う。編集やショットの切れ味はなおさら短編になくてはならない。他にも言いたいことがあるが、私はこの文章を24日の夜中に書いているのでキーワードだけ。空間的断片と時間的断片。ショットの退勤。先導しない物語。運動。客観的に世界を描く脚本力の地肩。

後輩たちとサイゼ。奢った。酒も飲まないのに1500円分食べた。私にしてはよく頑張った方。へとへと。

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