考え事をしていたら16時になっていたのでKYOTOGRAPHIEへ。今日は勤務がないから嶋臺ギャラリーへ遊びに行く。
アントン・コービン。圧倒していて、殆どの写真が魅力的だ。それは被写体の魅力との相乗効果によってそうなっているのか、それとも。
特に初期の粒子の粗い写真。こういうものを大きく印刷すると粒子がビールの泡のようで、見ていて楽しい。ジョイ・ディヴィジョンの階段。イアン・カーティスは23で死んだ。深い黒。マイルス・デイヴィスの手に刻まれた皺。1枚ずつ撮られたクラフトワークの4人が空間を贅沢に使う。バロウズ。墓地。十字架。
フィルムの持つ緊張感、不完全さ。それは完璧ではない世界を写すのに適した手段と言える。自分では掌握できない世界。ここではいつでも失敗ができて、それを受け入れる準備が整っている。
白黒で映画を撮ろうと思った。前作の完全版も最終的に白黒に変換したのだが、特に理由がない限り、色を入れるまい。
八竹庵と万蔵にも寄り、バイトの打ち上げに行く。ここでの勤務もあと1週間。