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Ygionの福島あつし。農業についての瑞々しい写真。農業は運動の反復。現物よりはるかに大きく写されたミミズの接写や瓶詰の青虫。捨てられる大量の野菜による鮮やかさ。ディヴィッド・ホックニー的レイアウトの作品も。こういうものを見ると、写真とは空間の断片なのだと強く感じる。ポストカードを買うと、たまたま会場にいた福島さんからサインを頂く。何故かあちらの方から握手を求められる。とても物腰柔らかく、作品についても色々教えてくださった。
ASPHODELの柴田早理。深い赤と緑。土徳。土着性や霊性を感じ取った。最上階の、水面で舞をする6人の写真が印象に残った。
デルタにてヤドリギの『誤配鬼ごっこ』に参加。と言ってもその実態はほぼピクニックであり、主催と参加者が誤配鬼ごっこのルールをリアルタイムで考えていた。以前友達が紹介してくれた知り合いにも偶然会うことができた。映画について話しこむ。
出町座の隣の本屋で村上春樹『羊をめぐる冒険』上下巻購入。特段好きな作家と言うわけではないが、順番に読んでいる。
カラックス『イッツ・ノット・ミー』を観る。最終上映。
後期ゴダールのコラージュ的構成だが、ただ単にカッコいい部分もある。唐突の音、そして切断。カッコいい台詞、死者、映画を撮るということと、現実を生きるということ。瞬き。人形によるボウイ『モダンラブ』で〆る。カラックスは疾走とロマンの映画作家である。少々の自惚れも許すとしよう。