丸善で『シネマトグラフ覚書』を買った後(3000円は高い)、『マンダロリアン・アンド・グローグー』を観にMOVIXへ。シネコンは久しぶり。大学生1600円。高くなっている。元々観に行くつもりはなかったがグローグーがかわいすぎる。等身大フィギュアの購入も検討したくらい。パペット化は正しい選択だったと思う。
さてしかし内容はというと、手放しで喜べるものではなかった。1時間尺のドラマを2本立て続けに観た感じで、冗長な個所も沢山ある。確かにグローグーは大変可愛く映っていて、活躍の場面もあった。しかし、可愛いだけじゃ駄目なのだ。少なくとも構成は洗練されていないし、子供が人形ごっこをするために即席で作ったシナリオのようだった。
オープニングは圧巻。帝国の残党をジェットパックで蹴散らすマンドーと、何故か崖にいるAT-ATというガバガバな設定、仰々しい爆発。ヘルメットを高速で叩くグローグー。素晴らしいテンポ感と共にハイパースペースに入るレイザー・クレスト。ここでロゴが入り、マンドーのテーマと共に反乱軍基地を映す。トップガンオマージュ。気分が高揚。
驚きだったのは、劇伴に電子音が積極的に使われていたことだ。ルドウィグ・ゴランソン。最近のノーラン映画の劇伴にも抜擢されている実力派。
『ファントム・メナス』公開時、ファンは作中のどこでスター・ウォーズらしさを感じ、その作品をスター・ウォーズたらしめたのだろう。シリーズ物の世界観は要素によって確立されるものではないはず。AT-ATが出ていればいいのか。ハット族が出ていればいいのか。それだけで作品の評価が上がるのか。
ルーカスはスター・ウォーズシリーズをティーン向けの物語として作っている。しかし、そのような映画であっても良い映画というものはいつ見ても良いのであって、ファン側が「子供向けだから多少の粗は……」と手加減しているのを見ると、そういう態度こそがコンテンツを衰退させるのだと思う。
色々考えながら晩ごはんを探す。王将に入る。チャーハンを食べ終わった後に餃子が来て、計画が台無しに。コンビニも臭いし、さっさと帰る。
一旦帰宅した後、友人の家で2時間ほど喋る。