ゼミ。休学をしているのだがゼミは楽しいので出席する。スケッチストーミングで私は断片について話した。みんな分かってくれただろうか。
ものを作るということは、連続するものを切断し、断片化したものを編集・再構成することだ。こう言ってみると、一体クリエイターとは何を担っているのだろうかと落胆するものもいるが、それが本来なのだ。そう願う。
生まれ変わった演習室でまったりしていると、パートナーが荷物を運ぶというので手伝う。現場へ行くともう1人おり、彼女はフランス映画が好きらしい。カラックスやキアロスタミを見ているというのでブレッソンとゴダールを伝授。
友人と寿司を食べに行く。うどんを食べ、いなり、イカ、漬けマグロ、炙りサーモンマヨ、云々。張り切って食べた。腹中の魚介の在庫は1ヶ月先まで持つだろう。
コンビニで買ったパピコを仲良く食べる。こういう青春を簡単に過去にしたくない。そうは言ったってどうせあと数年で散り散りになってしまうのだが、これに負けない。就職してしまってこれらを手放さなければならない決まりはないはずだ。数年先でも、いつでも。
カフカ『城』を読み進める。もう物語はどうでもいい。売られた喧嘩全部受けるKを面白く読んでいるだけでもお釣りが来ることは確約されている。
目を閉じて集中。しばらくすると頭のなかのイメージが一気に押し寄せる。芝生で交尾をする犬たちを邪魔するイルカの群れに気を取られていると、障子を破った忍者が正面に襲いかかる......夢のようでいて、意識があるうちに表面張力の罠を掻い潜り漏れ出た無意識の波なのだ。