早朝に届いたレターケースをいじりながら『而二不二ラジオ』の初回を聴く。2人とも知り合いなので、二人が私の部屋に訪れて話しているのを聴いているような気持ちになる。
じゃがいも焼きそば。栃木の名物らしいが、ただじゃがいもが大量にあっただけである。たくさん食べている感じがして美味しい。
『急に具合が悪くなる』と『黒牢城』を観に行く。師弟の二本立て。黒沢清は好きだが、今回はあまり期待していない。
『急に具合が悪くなる』は3時間以上もある。映画2本分の尺。当然期待も倍になるが、濱口竜介の映画はそれを軽快に飛び越える。果たして今観たのは映画だったのか、それとも、今まで観てきた数多の映画が映画ではなかったのか。鑑賞体験の根本を揺るがすような映画を彼は作ることができる。それは過去作で言えば『ハッピーアワー』に顕著に表れていて、次に本作という位置付けになる。
ロケーションはほぼフランス。そして京都。ファーストショットの空を横切る鳥。流石。
ユマニチュード。患者を者として扱わず、一人の人間として接する。近くで見て、話しかけ、触れ、歩く。犬にリードを付けて引っ張るのではない。
長塚京三の身体の使い方。歩き方から役者のそれであり、雰囲気にとても合っていた。
可能であることの残酷さ。
いろいろ言いたいが、またあとで。
バーガーキングをいただいた後『黒牢城』を観た。序盤と、村重が城を出た後が特に良かった。エンディングなんか最高ではないか。しかし随所の長回しは複雑であんまりハマっていない。