昼過ぎに起きる。バイトを飛んでしまったことを一旦置いて、昨晩のカレーを食べる。昨日はルーそのままの味がして困ったが、水を入れて薄めると、あのカレーの味が帰ってきた。2日目のカレーは美味いと言うが、理由は失敗とそれに対するリカバリーの容易さにある。
ジャン・ピエール・メルヴィル『サムライ』を鑑賞。
開幕初手でドリーズームアウトという思い切ったオープニングだが、そんなに効果はない。鳥籠の鳥がピーピー鳴いている。
黒澤映画みたいなトランジション。
フレーミングが柔軟で、流れるようなカメラワーク。切れ味鋭い。
レインコートと帽子。端正な顔立ち。眠そうな目。寡黙な男ジェフ・コステロ。空間が引き締まる。
手触りこそこれぞハードボイルドと言った感じだが、ジェフは物語の大部分で追われ放題。殺しの仕事を完遂した後、彼は殺人容疑にかけられ、アリバイ工作に励む。流石にそれは無理があるだろうというガバガバさだが、演出がカッコよければ何でもよい、というのが冒頭の数ショットから既に感じられたのであまり引っ掛からずに観れた。オープニングはその映画の見方を示す羅針盤の役割を担っている。
鍵が多すぎる。
バーでライブをするピアニストの女はジェフが犯人であることを知りながら、口を割らず彼の味方に付く。彼女は最低限の言葉をもって彼を守る。序盤の登場時、彼女はふと目線をこちら側に向け、そしてジェフを見つけるのだ。ただものではない眼力。
動線演出も見事で、シンプルながら目の付け所を一瞬たりとも間違えていない。ねっとりとした場面はほぼ存在しない。
車で修理工の元へ行くショットは序盤と終盤で2つあるのだが、観返してみると使い回しではなく別々で撮っていた。
指パッチンで修理工から拳銃を引き寄せるジェフ。
ワンワン吠えている犬。だが犬はフレームインしない。亡霊としての犬。
タクシーを呼ぶシーンだけ違和感があった。切り返すようなカットの前後ともにジェフが右側に立っているからだろうか。
歩道橋の取引。画面の大部分を突然、知らない男の背が覆う、ジェフは遠くからその男の元へ歩いてくる。
パートナーと王将へ。クーポンを使って回鍋肉を食べる。キャベツに肉が飲まれていて情けない。
新しくできた無印用品にはクッションがあっていい。死んだような顔をして何時間でも居られる。
スマホの挙動がもっさりしてきた。機種変更をしてからもう5年が経とうとしている。そろそろ買い替えるかとその前に、そもそもスマホが必要なのかと思う。スマホより少しだけ大きい文庫本サイズのiPadが欲しい。パソコンもついでに買い替えてデスクトップにしたい。うちには重すぎるノートパソコンが2台もある。