バイトの後、撮影。昼休みに院生室でお弁当を食べていたら後輩がタロットで占ってくれる。4枚をめくり、私が死、パートナーが悪魔、上が月、下が戦車だった。死は変化、悪魔は執着、月は不安や曖昧、戦車は前進という意味があるらしく、見かけよりは悪くないと後輩は一生懸命フォローを入れていた。これからどんな関係になるにしろ、お互いにとって良い運びになるといい。
私は普段、起こったことに対して何らかの意味を見出すタイプで、過去にあまり執着がない。起こったことは仕方がないし、過去を変えることはできない。記憶がある限りその過去は事実として残る。積み重なっていく過去に気を取られていてはこれからの時間がもったいないし、生きていて楽しくない。とりあえず何らかの形で前進しているのであればいいだろう。映画の撮影は順調だし、この頃は一人でいるときでさえも充実した暮らしを送っている。
今日の撮影にはゼミの先生に手伝って頂いた。学生映画に大人が映っていると画面が引き締まる。ショット計画を柔軟に変更し、元の計画より良いショットが取れて満足。ガス・ヴァン・サント『エレファント』のようなシーンも撮ることができた。
撮影がある日は、帰宅した後に必ず仮編集を行う。編集は面白い。編集のために辛い撮影をしていると言っても過言ではないくらいに。
晩は大喜利。調子に乗って下ネタ回答を出してしまった。「お題:ギャグマンガ選挙、どんなの?」「回答:候補者のお尻に投票用紙を入れていく」などの。裸の絵を面白く描くのが上手いのかもしれない。
パートナーとお好み焼きを食べる。最近会っていなかったが元気そうだった。インターンに行くらしい。映画が完成すればポートフォリオに入れて就活を始めることができる。二年前に撮った映画『montage』だけでは心許ない。