20260825

バイト。自転車が盗まれたので朝から暑さの中を切り拓いていかなければならないのはなかなか堪える。
昼上がり。坊主の後輩がポケモンGOを楽しそうにプレイしていた。彼はいつも楽しそうで大変和む。
安い鰻丼と焼売3個入りを買い、帰宅。わさびが多い割に全く辛くなく、粗悪だった。

17時まで寝てしまう。洗濯。

金曜日に観に行く『ヌーヴェルバーグ』の予習のために『勝手にしやがれ』を観る。
初めて観たのは数年前、ゴダールはここから観た。当時が凄さが全く分からず。
制作当初にしてはかなり荒いつくりで、手持ちカメラでさっと撮ってぶつ切りにして並べるという、板前顔負けの新鮮さとスピード感。映画が魚のように息も絶え絶えになっている。メカスっぽくもある。銃で人を撃つ際の編集。火は吹かず、音だけが響く。次のショットで人は倒れている。
近くに住む女の部屋に入り、彼女から金をするワンショット。
エスカレーターでぐんぐん迫ってくるジーン・セバーグが美人。これまで見た短髪の人間の中で一番美しいといっても過言ではない。
丸めた新聞紙からジャン=ポール・ベルモンドが顔をのぞかせる。ズームし、次のショットで男と女はキスをする。男の名前はミシェル、女の名前はパトリシア。ミシェルはライダーを殺したぐずぐず男で、警察から追われている。
愛されたいし愛されたくない……理由が2つあっても行動は一つ。これは『相反』の映画。対極方向の力が真ん中にある木の幹を引き裂き合っているような。
ミシェルの「一緒に居たい」という考えはパトリシアの通報によって打ち砕かれる。彼女は何故そんなことをしたのか理由を行動が追い越す。一体これは愛か?パトリシアは問う。彼を通報したのはひどい仕打ちだと思う。だからこれは愛じゃない。発砲!画面奥によろよろ歩くミシェル。横断歩道手前で倒れる。息も絶え絶えだ。パトリシアは正面。「最低って何?」
新聞のエクリチュールと会話のパロール、視覚と聴覚、過去と未来、最高であり、最低……。

パートナーがチャーハンの具と白ご飯を作ってくれたので乗せて食べる。チャーハンより美味しいかもしれない。
彼女は演劇に興味があるようで、一緒に演劇について考えた。

スパコラ(SuperCollider)で相変わらず曲を作る。ある12音からなるフレーズを、BPMをほんの少しだけずらして重ね合わせる。再生してみると、ほんの少しのずれが大きなずれとなって、複雑なリズムを発する。面白い個所とそうでない箇所がある。

寝る前に『知の編集術』を読む。グレゴリー・ベイトソン「情報とは差異である」

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